yoshie ichikawa
home made sensations
市川芳枝 G.vo
反町 信之助 G.ETC.
2015.2月 リリース
全て手作りのアットホームな一枚です。
¥2500−.
市川芳枝vo
反町 信之助g
残り1枚
この
このアルバムも1枚目と同じくゆ〜っくりとお楽しみ頂けます。
ギターも参戦。
「Father's Song」
Baby, Won't You Please Come
HomeHush-A-Bye
Time After Time
Gee Baby, Ain't I Good To You
What A Wonderful World
On The Sunny Side Of The Street
Come Rain Or Come Shine
Father's Song
Who Can I Turn To?
Battle Hymn Of The Republic
市川芳枝 ( Yoshie Ichikawa ) (vo)
市川修 ( Osamu Ichikawa ) (p)
三原脩 ( Osamu Mihara ) (b)
高橋延吉 ( Nobuyoshi Takahashi ) (ds)
SOLD OUT
豊田晃 ( Akira Toyoda ) (ds)
『スンミ』
1.Theme(Minor Company)
2.All Of Me
3.Don't Explain
4.Suk mi
5.Hush a bye
6.Father's Song
7.Amazing Grace
8.My dear blue note(Song for Blue note)
9.Georgia on my mind
市川芳枝(vo),市川修(p),三原脩(b),森山威男(ds)
国内盤 CD
発売日: 2004/12/01
組枚数: 1
規格品番: NBN-9002
レーベル: blue note / ロ
価格: ¥2,800
Sold out
このブルーノートというレーベルは、勿論アメリカのそれではない。京都河原町でもう何十年と営業しているジャズ喫茶というかジャズバーのことだ。25年前、京都の大学を受験した帰りにここに寄ってビールを飲んだ記憶は今もって鮮明に覚えている。いい店だ。ここのマスターがいつの頃からかレーベルを始めた。市川修、この市川芳枝のCDもここ東京でもかなり売れた。この作品は、藤森さんという人が書いたモンクという小説の出版記念で行われたライブでそれをCDにした。小説の舞台として登場するのだ、ブルーノートやそこに出入りする人たちが。ドラムに森山威男を迎えた。曲は、「ALL OF ME」「DON'T EXPLAIN」「HUSH A BYE」「AMAZING GRACE」などなど。哀しみをどん底まで引き摺り下ろすであろうソウルフルなヴォーカルが彼女の身上だ。
『モンク』
藤森 益弘・著
市川芳枝と2006年他界したjazzピアニストの市川修、
そして京都の老舗 jazzバーをモデルに、
jazzの熱さが伝わってくる小説。
京都に今もあるジャズバーがモデルになっています。
解説を転載すると
「主人公を 勇気づけてくれるジャズ。ジャズバー「モンク」で出会ったピアニストやシンガー。そしてこのバーに集まる人々は、みんな人生に悩みをもち、自分を傷つけたり、相手を傷つけたり…。それをジャズに力づけられていく。登場人物との触れ合いを足の先まで熱く、読み応えある小説です」 |
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藤森益弘氏と"SUNNMI"によせて 京都ブルーノートに、40年近く前、京大の学生だったころにブルーノートに足しげく通われていた藤森益弘さん が、20世紀も終わろうと言うころに、久しぶりにおいでになり、いろいろとお話をお伺いするうちに旧知の友のように打解けた。 ある日、録りためておいた市川芳枝さんのテープをお聞かせすると、 一度にファンになられたようで、早速、次の機会に芳枝さんのライブを聞きに来られた。 アフターアワーでは、初対面で彼女と意気投合され、その後、芳枝さんののライブにたびたびお越しになるようになった。 ある夜、ブルーノートと市川夫婦をモチーフにした小説を書き始めているとのこと、 今までにも、何人かの作家から、ブルーノートを書いてみたいと言うオファーがあったが、2、3日の取材だけで、 ブルーノートのことが解るはずが無いと、全て断ってきた。しかし、藤森さんの人柄、何にもましてブルーノートを 愛しておられる一人のお客さんが書きたいとおっしゃる、それを見てみたいと思った。 さらに、出版に合わせて市川夫婦のブルーノートでのライブCDを作りたいと言うことだ、既に彼等のライブCDは、"Father's Song"として、世に発表している。 同じものを作るのでは意味が無い。考えた挙げ句、ブルーノートを心から愛しておられる日本一の名ドラマー、森山威男さんに白羽の矢をたててみた。氏は、快く引き受けて下さり、2004年5月2日に録音することができた。 ところが当日、市川芳枝さんは風邪をひき、高熱を出してしまった。その話す声を聞いて、今日はダメかなと 半ば諦めた。 しかし、このCDを聞いて欲しい、鼻声で、声に艶が無いという風邪でのデメリットを超越した魂の叫びが 聞こえるだろう。逆境にさらされればさらされるほど、彼女は燃える。戦う女の姿がここにはある。 同じく、日頃から、JAZZは勝ち負けの勝負だと言っておられる、森山威男さんのドラミングが更にそれを煽っている。こんなストレートなブルーズのバッキングをする森山さんを今までに聞いたことが無い。 言い訳がましくなってしまうが、相変わらず狭い、ブルーノートでのライブレコーディングとあって、音の位相や、分離がはかばかしく無いのはお許し願いたい。だが、あの夜の熱気だけは、伝わるように努力したつもりだ。 この夜のラストソング"Georgia on my mind" をこの録音の後日亡くなってしまった、偉大なブルーズ・マン、レイ・チャールズに捧げたい。:blue note チューパ |